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マッドハッター外伝

 投稿者:マスター  投稿日:2015年11月30日(月)00時52分50秒
返信・引用
  黒い影が走る。
鬱そうとした雨林の中に掻き立てるような足音が響く。
速度を上げる心臓の脈動は早鐘のようで居て、その脈動に押し出されるように黒い影の腕からは鮮血が吹き上がる。
「ハァ・・ハァ・・」
かすれる息に喉の奥が焼け付く。
彼方にひときわ大きい樹が見えた、あそこなら身を隠せるだろうか?
樹木の間を縫い、黒い影は大樹を目指す、そこに運命があるとは知らずに・・

ラグナロクオンライン『マッドハッター外伝 -黒い帽子のアルマ-』

「ハァ・・ハァ・・ここは・・村なのか?」
黒い影が目指した大樹の麓、樹木の上に群集する集落。
見たことの無い、浅黒い肌をした連中が見える、それは今まで見たことの無い人種だった。
黒い影は大樹のうろ穴を見つけ、中に何も無い事を確認すると、そこに足を踏み入れる。
「チェイスウォーク解除・・」
隠形の技を解いた黒い影の姿は、顔を覆いつくす黒い帽子を被り、そこから流れ落ちるような金色の長髪、清涼な水面を連想させる碧眼が印象的な女性だった。
影の女性はうろ穴の中が安全な事を確認し、しなる弓のようなその肢体を落とし込む。
「ここはどこなのだろうか・・モロクからは随分離れたようだが・・」
砂漠の商業都市であるモロク、この女性はそこから逃げて来たようだった。
「とりあえずは傷の手当だ、追っ手の動向も気にはなるが・・」
そう言って、腰の皮袋から包帯を取り出し腕の出血に巻き付ける、その手管は慣れた者のそれだった。
手当てを終え、痛みに思考を裂かれずにすんだのか、彼女はそのまま独考する。
「確か、以前に冒険者がファロスの灯台塔の奥のジャングルでウンバラと言う村を発見したとか言っていたな・・ここがそうなのだろうか?」
ウンバラ、ジャングルの奥地にあると言われている秘境、そこには仮面を被った独自の文化を持つ一族が住む、彼らの文化を尊重しない者は排他的に扱われるが、そうで無い者に危害は加えない。
彼女が以前に聞いた噂話だったが、今この眼前にある現実とその噂話をすり合わせると、やはり、ここはウンバラと言う秘境の村だと言う結論に達してしまう。
しかし、問題はここがウンバラであるなどでは勿論無い、彼女は何かしらの理由で追われ、ここまで逃げて来たのだ。
問題があるとしたらその追っ手の動向と自分のこれからの指針だ。
運よく人の居る場所に来れたが、そこは自分の容姿が目立ちすぎる、人に紛れて逃げ切る事は出来ないだろう。
よしんばそれが出来たとして、ここより先に身を隠せる場所があるのか、泥の様な不安が彼女の背を寒くした。
考えるのは止そう・・・そう呟いて横になろうとした彼女の手に何か触れるモノがあった。
「なんだこれは・・?お面?」
そうして見るそれは、丸く切り抜いた板に口をへの字に曲げたような顔が書いてある面だった。
「どうしてこんなものが?」
面を見て疑問に思うも束の間、彼女の耳に誰かの足音が飛び込む。
誰だ・・
隠形の技を使いうろの闇と同化する。
足音はなおも近づいてくる。
日の光を影が覆う、小さな影だった。
「ンババ?ウバー」
それはこの村の原住民の子供のようだった。
子供はうろ穴に入り、何かを探し出した。
『まさか、これか・・!?』
彼女は自分の手に持った面を見やる。
「ンババン~バ?」
なおもお面を探す子供、それは次第に彼女が隠れる所に近づく。
狭いうろ穴だ、逃げる場所などは無い。
『どうする・・殺すのか・・?相手は子供だぞ・・?』
腰に掛架してあるナイフの柄に手が伸びる。
考える余裕は無い、このまま発見されれば村の人間に所在がばれてしまう、手傷を負った今の状態で見つかるのは得策なのか?それとも、この場でこの子を始末してしまうのか?
ほんの数秒の間だった、だが彼女には恐ろしく長い時間だった。
ナイフから震える指が一本、また一本と解かれる。
『非情にはなれない・・か・・』
「チェイスウォーク解除!」
そう言って彼女は隠形の技を解き子供の前に姿を現す。
「ンバーッ!!!!」
驚く子供、その後、脱兎のごとく逃げようとするその手を彼女は掴んだ。
「逃げないでくれ、話を聞いてくれ!!」
手を掴まれた子供は最初のうちは暴れるも、彼女が何もしないと悟ると、次第にその強張った表情を柔和なモノに変えていった。
「君は私の言葉が分かるか?」
「ウンバー?」
「そうか・・では私の言葉が分かる大人はいるか?」
彼女は身振り手振りで子供に説明する。
小一時間の問答の後、それを理解したのかしなかったのか、子供は彼女の手を取り、うろ穴の外へと誘う。
「本当にわかったのだろうか・・」

-秘境の村ウンバラ

「よくいらっしゃった、旅のお方!私はこの村の村長カルカタンじゃ。」
カルカタンと名乗る男はそう言って、流暢な言葉で語りかける。
「私の言葉が分かるとはありがたい、私は冒険者ポラリスと申します。」
ポラリスはそう言って深々と頭を下げる。
その様子を見ているカルカタンは何かを考えているようだったが、ポラリスがそれに気付くと誤魔化すように咳払いをした。
「・・・森で迷いユミルの大樹で野宿をしていたそうで、何も無い村ですが、ゆっくりしていってください、コタンも喜びます。」
そう言って、カルカタンはコタンと言うさきほどの子供を見る。
カルカタンの言葉に喜ぶコタン、どうやらコタンはポラリスが気に入ったようだ。
その様子にカルカタンも何かを悟ったように首を振る。
「ウバー!ウーバ!ンババウバ!!ンバー!!」
足元を子犬のようにくるくる回るコタンを見る、この子を手にかけずにすんで本当によかった、ポラリスは心よりそう思った。
「ンバー!」
コタンはそう言って、先ほどのお面をポラリスの前に差し出す。
「友好の証ですじゃ、受け取ってくださいポラリス殿。」
カルカタンはそう言って、コタンの言葉を要約する。
「そう言う事なのですね、ありがとうコタン。」
黒い帽子に覆われたポラリスの顔から笑顔がこぼれる。
しかし、一瞬、赤い映像がポラリスの脳裏にフラッシュバックする。
その光景を思い出し、笑みは崩れ、とても酷い顔になる。
それを見られたくなかったのだろう、ポラリスは帽子を深く被り、目線を隠してしまった。

その日の夕方、ポラリスは村長よりあてがわれた家に入り、ベットの上に突っ伏すと、一言「疲れた・・」そう言って泥のような眠気に襲われ眠ってしまう。

それから数時間後。
なんであろうか?外が騒がしい・・?
とても十分とは言えない眠りの海から意識が無理やり引き上げられる。
ポラリスは疑問に思った、あれほどの眠気の中、突然に目を覚ました理由。
騒がしい?何が?外?・・何かが起こっているのか?
まだ疲れの残るその重い体を引き摺り、窓から外を覗き込むと、そこには燃え上がる村の姿。
「まさか・・ヤツらが!?」
何故と言う疑問よりも前にポラリスの口を付いて出てきたヤツらと言う言葉。
ポラリスに手傷を負わせ、このようなジャングルの奥地まで追って来た者達。
その者達が、今、ウンバラの村に火を放ち、村ごとポラリスを始末しようとしているのだ。
急いで荷物をまとめるポラリスの脳裏にコタンの姿が横切る。
あの子はどうしたのだろうか?無事に逃げ延びているだろうか?
轟々と立ち上る紅炎の中、逃げ惑う村人達。
この中をあの子が逃げ切れているのか・・?
冷たい汗がポラリスの頬を伝う。
死ぬ?あの子が?さっきまで自分の足元を、まるで子犬の様に駆けていたあの子が?
それ以上は考えるのを止めた。
考えるのはあの子を助け、逃がした後で良い、考えるより先に右足を前に出せ!考えるより先に左足を踏み込め!
先ほどまで重かった四肢は力強く大地を蹴り、閃光のように走り出す。

木々の上下左右に伸びる樹上の村を飛び移り、ポラリスはコタンを探す。
そして、ポラリスは昼間コタンに会ったあの大樹を眼前に見やる。
もしかして・・!?そう思いポラリスはあのうろ穴に向け走る。
火の手がどんどん強くなっていく、その光景を横に自分の選択の浅はかを後悔し舌打ちをする。
心臓の鼓動が、炎の轟音よりも高くうねりを上げてもなおも走る。
すると、目の前にふたつの人影が見える。
ひとつは小さい影、そしてもうひとつは・・
黒い装束に口元を隠す赤いスカーフ。
そうだ、覚えている、あれは自分を追って来た暗殺者のモノだ!
身体の奥に轟と何かが、焼け付くような何かが顔を見せた気がした。
ポラリスはその暗殺者との距離を一気に詰める。
ふっ・・と暗殺者が自分の背後に殺気を感じた次の瞬間、その者の首筋から赤い鮮血が噴き出した。
「コタン!大丈夫か!!」
一瞬で手元のナイフを腰元の鞘にしまい、コタンに駆け寄るポラリス。
「ンバー・・」
コタンは恐怖に震えている、無理も無い、この齢でこんな恐怖を味わう事の方が稀だ。
ポラリスはコタンの手を力強く握る。
「大丈夫だ、お前は私が死なせたりしない!」
その顔を見て安堵したのか、コタンの震えは次第に治まっていった。
「いいかコタン、良く聞け、この面が置いてあった場所に行け、そしてそこで身を隠すんだ!」
そう言って、ポラリスは自分の腰に巻いてあった外套をコタンにかける。
そうすると、コタンの姿がジャングルの景色に溶けて行く。
「フリルドラの結晶札を縫いこんだ外套だ、これでよっぽど近づかない限りは姿がばれることは無い。」
ポラリスはそう言うとコタンの肩を押す。
「ンバー!」
数歩歩きこちらを向きなおすコタン、するとこちらに近づいてくる。
「何をしている、早く・・」
「ンバ!」
ポラリスの言葉を遮るようにコタンは自分の頭に掛かっていたお面を渡す。
「ンバ!」
「友好の・・証だったか・・」
コタンの手よりお面を受け取る。
「ンババー!」
ポラリスの言葉に満足気に笑みを浮かべ、駆け出す。
その後姿を見て振り向くポラリス、炎に照らされたその顔は、先ほどまでの笑みを含んだモノではなかった。
深く身体を落とし、矢のように走り出す。
炎は未だに村を焼き、逃げ遅れた村人の変わり果てた姿が、炎の切れ間切れ間に見えた。
自分の招いた災厄の種、それを確認するように村のそこかしを目に焼き付ける。
どれほど走ったか、木々の合間に開けた場所を確認する。
その中に人影が3つ。
それぞれが先ほどの暗殺者と同じ装束を纏っている。
「あれか!」
ポラリスは身体をもたげ、暗殺者の居る広間の炎の中に飛び込んだ。
燃え盛る炎の中を走り、その赤い視界が開けた瞬間、目の前に暗殺者達が居た。
目を細め、意識を一番手前の暗殺者の首元に集中する。
閃光にも似た斬撃が暗殺者の首元を走る。
次の瞬間、鮮血があたりに散らばる。
『まず1人!!』
上体を深く沈め軸足を捻り、無理やりの旋回、そのまま軸足は地面を弾く様に跳ね、振り向こうとしている暗殺者に向かって矢のように早く向かう。
「バックスタブ!!」
暗殺者は、振り向きざまに首を掻っ切られ血の飛沫を上げ倒れる。
『あと1人!!』
そうして、二人の仲間の死に怯んだ暗殺者の首元に刃が掛かろうとした・・その時。

ザッ!!!

ポラリスは何かが自分の胸を貫いたの感じた。
自分の胸元を確認すると、鋭利な刃物が背後から自分の心臓に向けて突きたてられている。
「・・・え?」
背後を確認した次の瞬間、胸元の刃物が抜き取られ、首筋に火のように熱い感覚が伝わる。
首筋から噴き出す自らの鮮血に赤く埋まっていく視界。
薄れ行く視界の目の前に立っていた人物を見て、ポラリスは呟く。
「貴様・・エルメス・・ガイル・・」
前後不覚のままよろめき、その身体は樹上の足場よりひらひらと、木の葉のように舞い、赤い鮮血を撒き散らしながら、ジャングルの深層にある川に向けて落ちて行った。
夜の闇のせいだろうか、途中まで見えていたポラリスの姿はウンバラの深淵に広がる闇の腹中に飲み込まれるように消えていった。
 
 

マッドハッター外伝

 投稿者:マスター  投稿日:2015年11月30日(月)00時52分0秒
返信・引用
  -死者の国ニブルヘイム

「あ~、忙しいルチ忙しいルチ~」
何者かの声が聞こえる。
誰だろう?先ほどまでの死闘が嘘のように静謐としている。
仰向けの状態のポラリスは、その重い瞼をこじあける。
薄暗い部屋、奇怪な装飾、調度品。
理解が追いつかないが、少なくともウンバラの村では無いようだ。
「あ、目を覚ましたルチね?」
軽快な声だった。
仰向けの顔を声のする方に横たえ、声の正体を確認する。
すこし高めのベットの横、声がしたはずのそこには何も居なかった。
奇妙な事があるものだ、何も無いところから声がする、隠形の技だろうか?
そう言って瞬きを重ねるポラリス。
すると声の方向のさらに下の方から、丸みを帯びた棒状のモノが左右に振られる。
「こっちルチ、こっち!」
「・・・え?」
状態を起こし、再度その声の方を確認すると、そこには自分の膝くらいの高さの黒いぬいぐるみのような生き物が居た。
「ぬいぐるみ・・?」
「失敬な人間ルチ!ルチは大悪魔デビルチ族!偉大なるヘル様の眷属にしてニブルヘイムの大公ゲルハルト・フォン・デビルチ83世その人でルチよ!!」
デビルチ?悪魔?ヘル?ニブルヘイム?聞きなれない言葉がポラリスの思考をかき乱す。
ニブルヘイムは御伽噺で出てくる死者が住まう国で、そこを総べる女王の名前がヘル。
そこまでは判ったが、それはあくまで御伽噺の中の話だ。
そこに来て魔族、御伽噺と思っていたモノが、今、目の前に居る。
「私はポラリス、ここは、どこなんだ・・?」
状況を整理するように思考が言葉となって飛び出す。
「ん?何を言ってるルチ?ここはニブルヘイムだルチよ?」
そう言うゲルハルトの言葉にさらに思考がかき乱される。
「ニブルヘイム・・?死者の国の名前じゃないか・・、何故、私がここに?」
その言葉を聴いたゲルハルトが不思議そうな顔をして答える。
「君は死んだルチ?だからここに居るルチよ?何を言ってるルチか?」
ゲルハルトの言葉にポラリスはぎょっとする。
肩の傷も、エルメスに刺された胸の傷跡も、痕がうっすら欝血する程度のものになっており、痛みも無い。
やはり、彼の言う通り自分は死んだのだろうか。
ふと、コタンの顔が脳裏をよぎる。
あの子は無事逃げ終えただろうか、ウンバラの村は?あの狡猾な暗殺者が目撃者である村人を1人たりとも生かしておくであろうか?
不安は尽きないが、今の自分はゲルハルトの言葉を十全に信じるなら死んでいるのだ。
燃え盛る村の高台の足場から、暗い深淵に落ちて。
「まぁ、君はここは初めてのようだルチから、ついて来るルチ、ここを案内するルチ。」
導かれるままにベットから降りるポラリス。
ゲルハルトの家より外に出たそこは、赤い月が青い霧に覆われ、薄紫色の幻想的でいて怪奇的な街並みが広がっていた。
光景にあっけに取られるポラリスの手を取るゲルハルト。
その行為に一瞬強張る。
「あ、すまんルチ、出会ったばかりの女性の手をいきなり握るとは紳士の行為では無かったルチね、謝罪するルチ。」
ぬいぐるみの様な風体から飛び出した紳士的な物言いにポラリスは思わず笑いが噴き出してしまいそうになる。
「やっと笑ったルチね?君は中々の美貌だし、笑った顔のが似合うルチよ?」
「では、今一度・・ご婦人殿、お手を拝借してもよろしいルチか?」
小さな丸い手がポラリスに伸びる。
ニブルヘイムの大公、最初はその言葉に違和感しかなかったが、今ではそれも真実なのではと思えてしまう不思議な魅力に、思わず手を伸ばしてしまう。
「謹んでお受けしよう、大公殿。」
そうして、ニブルヘイムの街を行く二人。
刀剣店や鍛冶屋に魔女の屋敷と道具屋、ゲルハルトに案内されニブルヘイムの街を見て回る。
物珍しさに、つい、先日までの殺伐とした日々を忘れてしまう。
そんな中、ふと自分の姿を見て疑問に思ってしまう。
「ゲルハルト、今の私の姿は生前と余り変わりないようだが・・死んだら何が変わるのだ?」
それはちょっとした疑問だったのだろう、ゲルハルトは答える。
「そうルチね~、ここに来る者は、死んだ時に自分が望んだ姿でここに来ると言う話を聞いたことがあるルチが、君の場合は死んだ時の姿が反映されているようルチね。」
「生前との代わり映えと言うと~・・鏡に姿が映らないと言う事くらいルチかね~?」
そう言うゲルハルトの言葉に目を剥くポラリス。
「ん?どうしたルチ?」
ゲルハルトが道具屋のガラス窓を瞬きもせず凝視するポラリスのその姿をみて不思議に思う。
錆び付いた機械がギイギイ音を立てて動くようにゲルハルトの方を見るポラリス。
「ゲルハルト・・・これ・・」
ガラス窓を指差す。
「ルチ~?」
ゲルハルトがポラリスが指差す先を見たとき、そこには驚きの光景があった。
ガラスに映る黒い頭巾のような帽子に碧眼の眼、特徴的な長い金髪のその姿は、まさしくポラリスのモノだった。
「ど・・どう言う事だルチ・・?君は死んだ筈ルチ・・?」
驚くゲルハルト、ポラリスも動揺を隠せない。
その動揺からいち早く立ち直ったのはゲルハルトだった。
「ハッ!ポラリス、君、早くこっちに来るルチよ!!」
未だ動揺の呪縛から解かれていないポラリスの手を取り、ゲルハルトは街の裏道を這うように家路を急ぐ。
「ちょ・・どうしたんだゲルハルト!!」
今まで見たことのないゲルハルトの厳しい表情に驚くポラリス。
そんなに自分が生きていると言う事実が驚く事だったのだろうか。
死者の国に生者が居る。
確かに違和感を覚える内容だし、ポラリスもその事実に驚きもしたが、ここまで血相を変えるような代物なのだろうか。
飛びいるように家の中に入る二人。
息が上がりきったゲルハルトが、かすれるような声でポラリスの疑問に答える。
「ここ・・は・・死者の国・・ルチ・・生者が・・居てはいけないルチ・・見つかったら・・捕らえられて・・」
息が詰まったのだろうか、ひと時の沈黙が生まれる。
息を整え、決したような覚悟でポラリスを見据え、そしてゆっくり口を開く。
「・・・捕らえられた者は、暗闇の牢獄に幽閉されて、命が尽きてもなお世界の終焉まで繋ぎ止められるルチ・・」
その言葉に驚くポラリス。
「幽閉・・世界の終焉・・私が・・?」
動揺するポラリス、その震える手をゲルハルトの小さい手が強く握る。
落ち着かせるように、ゆっくり小さいが良く通る芯の強い声で。
「大丈夫ルチ、ポラリス、君はルチの誇りにかけて守るルチ、君を元の世界に、還してあげるルチよ・・」
その言葉が、自分がコタンにかけた言葉と重なる。
大切な者を守りたい、ただその為だけに出た言葉、出会って数日にも満たない自分に何故なのか。
その疑問が思わず口に出てしまう。
「何故だ・・何故そこまでして・・ゲルハルト、君は・・?」
憂いを帯びたその瞳に見つめられ、思わず目をそらせてしまうゲルハルト。
少し照れたような表情で、再度ポラリスを見つめる。
「君の・・君のその碧い瞳・・そしてその、隠れている右目、ここの月と霧のようで・・その・・す・・好き・・好きになってしまったルチ・・」
ゲルハルトの言葉に驚き、咄嗟に右目の部分を覆い隠してしまう。
「ゲルハルト・・・見たのか・・この目を・・」
いつもは黒い帽子で覆われているその右目、それを見られた事がよほどショックだったのだろうか、その場に座り込んでしまう。
それを見たゲルハルトは吃驚してポラリスの手を握りながら右往左往する。
「大丈夫ルチか!?ルチは何か酷いこと言ったルチか!?」
ゲルハルトのその姿にポラリスは少しだけ落ち着く。
「大丈夫・・君にこの目を見られて動揺しただけなんだ・・」
そう言って、ポラリスはその黒い帽子のチャックに手をかける。
ジッパーを開け剥ぐように帽子を取ると、長い、揺らぐような金色の髪が弧を描き中空に舞う。
室内に流れ込む赤い月の光に照らされて、彼女の妖艶な姿が映える。
帽子と前髪に覆われ、隠されていた赤い右目が表れる。
そのポラリスの姿に見惚れるゲルハルト。
「ポラリス、君、綺麗ルチ・・」
見惚けるゲルハルトにポラリスは答える。
「アルマ・・」
その言葉にゲルハルトはきょとんとする。
「本当の名、この目を見せた者にだけ教える事にしている、私の本当の名前。」
そのまま黙って下を向く。
「アルマ?魂と言う意味だったルチか?良い名前ルチ~」
「しかし、何故偽名を?それに君の身体からは香水で隠されては居るが、血の臭いがするルチ。」
アルマが目を細める、彼女がその目と同じく隠していきたかったのがそれである。
「まあ、答えたくなければそれで良いルチ、誰でも話したくない過去くらいあるルチ。」
優しく答えるゲルハルトに、アルマは意を決したように、その口を開く。
「私の生業は人殺しだ・・教会の闇の部分、敵対する勢力や意にそぐわない者を闇に葬る事、人ならざる人、それが私だ。」
ゲルハルトはアルマをまっすぐに見る。
「どうしてここに来たルチ?誰かに殺されたとしても何故生きているルチ?」
その言葉に首を横に振るアルマ。
「分らない・・、数週間前に教会の依頼で王族の1人を毒殺した、しかし教会はその事実ごと私を抹消しようとした。」
なおも語るアルマ。
「私は教会の動きを察知し、潜伏先のモロクの隠れ家より逃げたが、途中、暗殺者集団に補足されて・・ウンバラと言う村まで来たのだが、そこで後ろから刺され、樹上の高台から落ちた。」
ゲルハルトは腕を組み考える。
「ふむ・・」
そのまま考え込んだあと、有る結論に至る。
「聞いたことがあるルチ、イグドラシルと言う大樹の奥底にはニブルヘイムに繋がるユミルの泉があるルチと。」
「アルマ、君は樹上から落ちて下を流れる川からユミルの泉を経てここに流れついたルチでは?現に君は死者の川のほとりで倒れていたルチ。」
それだけ話すと、ゲルハルトはアルマに荷物をまとめるように促す。
「どうするつもりだゲルハルト・・」
不安気に言うアルマにゲルハルトはゆっくり答える。
「君が元の世界に戻るのに、少しだけ心当たりがあるルチ、他の者に見つかる前に早くするルチ。」
そうやって荷物を纏める二人。
「あれ、ナイフが無い・・?」
いつも腰の鞘に刺してあったナイフが見当たらない。
それを探していると、ゲルハルトが奥から出してきた。
「これルチね、君を見つけたときに握っていた物ルチ、血が付いていたので、拭き取って、知り合いの研ぎ師に研いで貰っておいたルチ。」
そう言ってナイフを手渡すゲルハルト。
「エキサーサイズ、法儀礼用のナイフでルチね、その装飾のルビーが君の瞳のようで美しいルチ。」
その言葉にアルマは顔を赤らめてしまう。
「そ・・そう言う言葉には慣れていない・・気の利いた言葉も返せない・・すまない・・」
真っ赤になって俯くアルマににっこり微笑むゲルハルト。
「大丈夫ルチ!ルチが好きで言ってる事ルチ!君は君のままで居てくれれば、ルチはそれで嬉しいルチよ。」
「よし、準備完了ルチね!それじゃ行くルチ!!」
そう促すゲルハルトに、アルマは、その手に持っていた黒い帽子を広げ見る。
「ゲルハルト・・コレを。」
そう言って、彼に帽子をかぶせる。
アルマの顔を覆っていた帽子は、小さなデビルチの頭には大きすぎたらしく、その身体をすっぽり覆ってしまう。
しかし、それが甚く気に入ったようだった。
「友好の・・証・・そう聞いている。」
少し照れたように赤くなった頬を隠しアルマはそう言った。
「暖かくて嬉しいルチ~でも良いのかルチ?大切な物とかでは無かったのかルチ?」
そう聞くゲルハルトにアルマは手に持ったナイフを小さく持って、帽子の装飾に何かを刻みながら答える。
「私には弟が居てな、弟がこの目を人前に晒さなくて済むようにって作ってくれたのだが、もう良いんだ・・」
一瞬、目の前が赤くフラッシュバックする。
「大丈夫ルチ?顔色が悪いルチよ・・?」
その姿を見てゲルハルトが心配する。
ゲルハルトの声に正気に戻るアルマ。
「もう死んでるんだ・・教会の追っ手に殺されてな・・それが形見になるのだろうか?」
「そんな大切な物を・・貰えないルチよ!」
そう言うゲルハルトを横目に装飾への刻印を終えるアルマ。
その刻印は、ウンバラの村でコタンに貰ったお面と同じモノだった。
「これが私で、これが君だゲルハルト。」
そう言って、少し疲弊したような笑顔で装飾に刻まれた顔の刻印を刺す。
「貰ってくれゲルハルト、私には君に何も返せない、だからこれくらいさせてくれ。」
「さあ、行こう!」
帽子の裾を握り意を決したように前を向くゲルハルト。
「分ったルチ!では魔女の館に行くルチよ!」
そうして魔女の館に向かう二人。
赤い月に照らされて、二つの影が寄り添いながら走り去る。

-魔女の館

「ここに元の世界に還る手立てが・・?」
そう言うアルマにゲルハルトが頷き答える。
「ここに居る魔女キルケラ、彼女は現世と死者の国を行き来する唯一の存在ルチ。」
そう言って、魔女の館の扉に手をかける。
ギイギイと言う音と共に重い扉が開く。
扉が開いた瞬間、ゲルハルトは手に持った三叉の槍をアルマに向かって構え撃ち放った。
槍はアルマの横顔を掠め宙に刺さる。
「ま・・まさか・・」
槍の刺さった中空より隠形の技で隠れて居た暗殺者が浮かび上がる。
「魔族であるルチにはそんなちゃちな技はお見通しルチよ!」
その姿を見たアルマは驚く。
まさか自分を追って暗殺者達がここまできたのかと。
アルマの脳裏に炎が舞うウンバラの光景が浮かぶ。
ここもウンバラの様になるかも知れない、そうしたらゲルハルトも無事では済まない。
館の中に入り、扉を閉める。
魔女を探し館を探し回るが、魔女はどこにも見当たらない。
「魔女はどこに居るんだ・・」
再び走り出そうとしたアルマの足元に転がる物が見える。
どうやらピアノの鍵盤のようだ。
それを見たゲルハルトが。
「そう言えば館の色んなところに転がって居たルチね」
綺麗に清掃されている館の中で目立つように転がって居た鍵盤に疑問を覚えた二人は、手分けして鍵盤を探す。
戻ってきた二人はそれぞれに3つの鍵盤を持ってきた。
「二階の奥の部屋に鍵盤の欠けたピアノがあった、そこに行ってみよう。」
アルマがそう言うとゲルハルトも頷き、二人は二階の奥の部屋に向かう。
扉を開け部屋の奥に置かれている大きなピアノに鍵盤をはめ込む。
すると鍵盤はひとつ足らなかった。
二人は再度鍵盤を探そうと踵を返すと、どこからとも無くピアノの音がする。
ピアノの反対側の蝋燭がある方だ。
二人はそこに行き壁に手を当てると、蝋燭の光が二人の影を伸ばし、その影が鍵盤の上にかかる。
すると、二人の意識が遠のき辺りが曇る。

二人が目覚めると、そこには土気色の肌をした女性が立っていた。
「生者がここに来るとはねえ、大変だっただろう、理由はどうあれ、ここは生者が居ては行けない世界だ。」
そう言う女性を見てアルマが答える。
「あなたが魔女キルケラなのか?」
その言葉に女性は頷く。
「いかにも、私は魔女キルケラ、この館の主さね。」
ゲルハルトも目を覚ましキルケラを見る。
「キルケラ、何故隠れていたルチ!ルチ達はお前を探していたルチよ!!」
ゲルハルトはキルケラを糾弾する。
「ゲルハルト公よ、ニブルヘイムは今、生者の進入で混乱している、お前の連れ合いも込みでな。」
その言葉にゲルハルトが驚く。
「どう言う意味ルチ!?」
「ヘル様は知っているのだよ、お前さんの連れ合いと、その連れ合いが連れてきた暗殺者集団。」
「暗殺者の何人かは捕らえて牢獄に幽閉したが、2人だけ逃した、1人はさっきお前さんたちが始末したヤツだ。」
少しの沈黙を置いてキルケラが再度、口を開く。
「もう1人は、凄腕のようだね、我々の警備を掻い潜って姿すら見せない。」
アルマはその1人に覚えがあった。
ウンバラの村で自分を刺した者、暗殺者集団の頭目。
「エルメス・ガイルか・・」
険しい表情になるアルマ、ゲルハルトが手を伸ばしたその瞬間。

ドンッ!!と言う音と共に館が揺れた

「な・・なにが起こったルチ!?」
キルケラは目を閉じると、持っていた杖を構えて呪文を唱える。
「どうやら、そのエルメスとやらがこの館に襲撃を加えて来たようだ・・」
「私はこの者を現世に還す為の扉を開く、お前さん達は時間を稼ぐのだ。」
そう言うと二人の間に霞がかかり、もと居たピアノの部屋に戻される。
「やるしか無いルチね!」
「そのようだな・・」
そう言う事になった。
二人はお互いを背に警戒しながら館を駆け回る。
すると、館の天井が一瞬光った気がした。
それにいち早く気付いたアルマ、その閃光の一撃を弾く。
「上ルチか!!!!」
ゲルハルトがその手から稲妻の塊を撃ち出す。
その光から影が飛び出す。
影は広間に降り立ち、その姿を顕にする。
エルメス・ガイル、アルマが知る限り屈指の暗殺者。
アルマに王族殺害のすべてを背負わせ抹消しようとした黒幕である。
「久しいなポラリス、まさかあの状態から生きているとは思いもしなかった。」
低い声でエルメスが語りかける。
「以前は不意打ちのような真似をして済まなかったな、お前ほどの手だれだ、こちらの損害を考えるとあれが最良だったのだ・・」
「・・今度は正面から行かせて貰おう・・」
そう言って、ゆっくり姿勢を落とすエルメス。
次の瞬間、目で追う事の出来ないくらいの一撃がアルマの肩を掠める。
アルマの反応が早かったおかげで致命の一撃は避けれたが、それでも肩からは血が脈々と流れ出す。
その痛みを感じる暇も無く、エルメスの第二撃がアルマを襲う。

ガキンッ!!

エルメスの一撃を防いだのはゲルハルトの槍だった。
「・・邪魔をするな魔族」
「ルチにはお前の方が邪魔者ルチよ!」
鉄と鉄が擦れ、火花が散る。
後ろに飛びのき距離をとったエルメス。
そこから一気に加速を付けて迫る。
エルメスの攻撃を寸でのところでいなすゲルハルトとアルマ、防戦一方になる。
「どうした、守りばかりではどうしようもないぞ?」
その言葉にゲルハルトが意を決する。
「アルマ、次の一撃にあわせるルチ!!」
そう言うとエルメスの攻撃に対して無防備になるゲルハルト。

ザクッ!!

エルメスの一撃がゲルハルトの左肩に刺さる。
「ルチイイイイイイイイイイイ!!!!」
ゲルハルトは咆哮する。
そしてエルメスの手を掴みながら呪文を唱える。
ゲルハルトの身体が稲妻を纏いそれがエルメスのナイフを伝い、エルメスに電撃を浴びせる。
「ぐはぁ!!!」
電撃に晒されるエルメス、ゲルハルトに刺さったナイフを必死で抜こうとするが、ゲルハルトの必死の抵抗に抜くことが出来ない。
エルメスが残った手で腰に刺してあったもう1つの短刀を抜こうとする。
「この!!」
必死な形相のエルメスを見つめ、ゲルハルトが雄たけびを上げる。
「アルマァァァァア!!!今ルチィィィィィィイ!!」
ナイフを握り締めたアルマがエルメスの喉笛にその刃を突き立てる。
その瞬間、勝負が決した。

横たわるエルメスの遺体のすぐそこに倒れこむ二人。
「肩は大丈夫かゲルハルト・・」
そう言って腰の皮袋から包帯を取り出しゲルハルトの肩に巻く。
「大丈夫ルチ、それよりもキルケラの所に行くルチよ。」
優しく笑うゲルハルト。
その優しさに答えるように微笑むアルマ。
「そうだな、行こう・・」
二人は再びピアノの仕掛けを開け、魔女キルケラの部屋に居た。
「帰ってきたようだな二人とも、扉は開いてある、あとは通るだけだが・・」
含むような言葉を発するキルケラ。
「・・・ただ・・ここでの事はすべて忘れてもらう。」
そう言って杖を構え、呪文を唱えるキルケラ。
「うわああああ!!」
アルマが苦しみだす。
その姿を見てゲルハルトが駆け寄る。
「キルケラ、何をするルチ!やめるルチ!!」
キルケラは静かに答える。
「お前さんの為でもあるのだ、死者の国に生者が来ては行けない、下手したら、それを匿ったお前さんも処刑されてしまうかもしれない。」
キルケラの答えに。
「だ・・大丈夫だ・・ゲルハルト」
そう言い放つアルマにゲルハルトが近寄る。
「ルチは、処刑されても構わないルチ、アルマが苦しむ姿なんて見たくないルチ・・」
「・・ありがとう・・ゲルハルト・・本当に大丈夫だ・・私も・・君が苦しむ姿は見たくない・・だから・・」

「・・息災で・・ゲルハルト・・愛しているよ・・・」

その言葉を最後にその場に倒れこむアルマ、意識は無い。
キルケラはアルマを抱え、時空の扉の中に入っていく。
「生者と死者は相容れない、だが、お前さん達の間に育ったモノが本物であるのなら・・いつか花開く事もあるかもしれないな。」
時空の扉に消えていくキルケラとアルマ、ゲルハルトはその姿を見て帽子の裾を強く握り締める。

-エピローグ

ウンバラの村の入り口で倒れていたアルマ、コタンがそれを見つけ村長の家に連れ込む。
外傷は殆ど無かったようだが、以前つけていた黒い帽子と、数日間の記憶が全く無い状態だった。
肩の傷が癒えるまで、ウンバラで滞在することになったが、時折、自分の持っていたナイフの装飾を愛おしく撫でる彼女の姿を、コタンや村長が幾度と無く目撃している。
数日後、すっかり傷も癒え、ウンバラを後にするアルマ、このまま北を目指すのだそうだ。

ニブルヘイムのデビルチ族ゲルハルトは、今回の一件で大公の権利を剥奪された。
キルケラの尽力により、処刑は免れたが、生者を愛してしまった代償として、人と人の縁を引き裂くと言う任を与えられ、日々、その任に邁進する。
だが、アルマを愛する気持ちに変わりは無いらしく、アルマから貰った帽子を模して、拙い針さばきで帽子を作っている。
その後、ウンバラの奥地に幻とまで称される帽子屋が「狂気帽子」と言われる帽子を作ると言われ、その帽子を求める者達がウンバラを訪れ消息と絶っている。
しかし、こんな噂もある。
愛する人の為に帽子を求める者だけが、そこであった記憶をなくしつつも、帽子を手に愛する者の待つ家路に着くと言う。
そして、帽子の装飾の顔の刻印の裏にはこう書かれている

「愛しのアルマへ・・」
 

絶望の神モロク(hp40%以下立ち回り)

 投稿者:マスター  投稿日:2015年 1月19日(月)20時04分5秒
返信・引用
  立ち回り(絶望の神モロク HP40%以下時)

共通:再生の半魔神が倒れてすぐ、メッセージと共にMAP中央に赤いオーラが溜まります
   それが消えたらEQと共に絶望の神モロクが出てきますので半魔を倒したらあせらずMAP壁際にPTを移動してLPを展開してください
   絶望の神モロクはHPが40%(30%?)まで減少すると攻撃スタイルを変えてきます、メッセージ付帯スキルは連続攻撃の最後のスキルが発動して10秒後にまた来ます
   「クッ・・・人間ごときがあああ!!」>ガンバン>コメット
   「貴様ら・・・いい気になるなよ!!」>ガンバン>大魔法連射>テトラ
   「虫けらが・・・もがき苦しむがいい!!」>ディスペル>パルス>ヘルジャッジメント
   「この神に逆らう愚か者どもめ!!」取り巻き召喚
   各職はこのスキルに対応する必要があるので、各自、自分の職の立ち回りを見ておいてください。

修羅:
   装備:アンフロ風 海賊の短剣 BOSS盾(盾破壊用の予備盾もあるとGOOD)
   常時:金剛 潜竜 点穴-球-
   「虫けらが・・・もがき苦しむがいい!!」>ディスペル発動のメッセージ>即座に金剛
   「この神に逆らう愚か者どもめ!!」取り巻き召喚>ブリナラネア>致命傷Lv5>%回復アイテムに切り替え

連 :
   装備:風鎧or闇鎧 聖属性付与装備
   常時:フィアブリーズ 集中力向上 トゥルーサイト HSP
   絶望の神モロク(闇2)は再生の半魔神(聖3)と属性が入れ替わるので注意
   常にLP中央を陣取りましょう
   PT決壊時、狼に乗ってマッハで逃げてください

皿 :
   装備:アンフロ風or闇鎧 BOSS盾
   常時:LP(PT中央、モロクよりLP中央14セル) 前衛にフォグとSW
   「クッ・・・人間ごときがあああ!!」>ガンバン>LP張りなおし>コメット
   「貴様ら・・・いい気になるなよ!!」>ガンバン>LP張りなおし>大魔法連射
   メッセージとほぼ同時にガンバンが来ます、LP中央がモロクと10セル離れてても前2列欠けますので上記のメッセージが表示されたら、即座にLP張りなおしてください。

支援(前衛担当):
   装備:アンフロ風or闇鎧 BOSS盾
   常時:前衛と自分に回復 前衛にSWとサンク リザの準備 キリエ
   「虫けらが・・・もがき苦しむがいい!!」>DIS>パルス>ヘルジャッジメントの順で飛んできますこれが見えたら前衛にSW更新、その後他の支援と連携してコルセオ

支援(後衛回復):
   装備:アンフロ風or闇鎧 BOSS盾
   常時:コルセオヒール ハイネスヒール
   絶望会戦時と4割くらいになったらエピクレの木を植える
   皿がLP張りなおし時は皿は大変忙しいのでLP張りなおししているときは、他の支援さんにスイッチしてもらってSP回復財を叩こう

支援(後衛バフ):
   装備:アンフロ風or闇鎧 BOSS盾
   常時:カント クレメンティア エクスピ サクラメント マニピ オラティオ
   「虫けらが・・・もがき苦しむがいい!!」>DIS>パルス>ヘルジャッジメントの順で飛んできますこれが見えたら前衛にSW更新、その後他の支援と連携してコルセオ
   オラティオ>連にエクスピ>支援にサクラ>の順でかけるとムダが少ない
   回復担当にスイッチや回復要請を頼まれたらそっちを優先してください

RG :
   装備:アンフロ風or闇鎧 BOSS盾
   常時:オートガード ディポ プロヴィ
   「虫けらが・・・もがき苦しむがいい!!」>ディスペルが飛んでくるのでプロヴィのかけなおしをしてください。

民 :
   装備:アンフロ風or闇鎧 BOSS盾
   常時:ブラギ フリッグ
   20秒ルールは基本
   「クッ・・・人間ごときがあああ!!」>ガンバンの後にコメットが来るのでメッセージが見えたらフリッグ+リンゴ
   「虫けらが・・・もがき苦しむがいい!!」>DIS>パルス>ヘルジャッジメントの順で飛んでくるのでフリッグ+リンゴ
 

最序盤JOB狩場 炭鉱3層コンスタンス狩り

 投稿者:マスター  投稿日:2012年12月15日(土)19時57分56秒
返信・引用
  場所
        :ミョルニール山脈炭鉱ダンジョン3層

職業
        :[1次職なんでもOK]BaseLv10/JobLv1

ステータス
        :STR[1]AGI[1]VIT[9]INT[9]DEX[9]LUK[1]

ソロorPT
        :ソロ

時給
        :BASE/JOB[30k]/[60k]

消費回復アイテム
        :ハエの羽 持てるだけ
        :アイス150
        :

装備
    (武器):なんでもOK
    (頭)上:ヨーヨー帽子(スモーキーc、ハイディングでも代用可能)
       中:なんでもOK
       下:海賊の短剣(無ければなんでもOK)
     (鎧):プバ刺し、サキュバス刺し、リムーバー刺し(HPが600以上になればなんでもOK)
     (盾):ハイオーク刺し盾
     (肩):レイド刺し肩
     (靴):アイアンフィスト刺し靴(経験値UP無ければHPアップ系)
  (アクセ)①:スモーキー刺しアクセ(ヨーヨー帽子、ハイディングでも代用可能)
       ②:クリーミー刺しアクセ(無ければハエの羽で代用可能)

使用スキル
        :ハイディング テレポート

PT時の役割分担
        :-

ソロ時立ち回り
        :PTを作って、狩場に着いたら公平を入れておいてください。
         コンスタンスのみを狙います
         コンスタンスの2発目の攻撃が終了したら ハイディングをして自爆をかわします
         もし、周りに敵が多くて回避できない場合は、自爆の詠唱が始まり、詠唱が半分くらいになったらハエを使って跳びます(テレポは不可)
         コンスタンスの数が少ない、慣れないと死にまくる、アクセス悪いの3重苦ですので、転送などがある時にすると良いかもしれません。

備考
        :
 

GH修道院影葱 ASSTU狩り

 投稿者:お茶  投稿日:2012年12月12日(水)15時04分5秒
返信・引用
  場所
        :グラストヘイム古城 修道院

職業
        :[シャドウチェイサー]BaseLv97/JobLv31

ステータス
        :STR[62]AGI[99]VIT[1]INT[46]DEX[48]LUK[1]

ソロorPT
        :ソロ

時給
        :BASE/JOB[5M]/[1.5M]

消費回復アイテム
        :アイスクリーム120個
        :
        :

装備
    (武器):月光剣
    (頭)上:+4インキュバスの角<Int+1>
       中:悪鬼の仮面
       下:悪鬼の仮面
     (鎧):+4アンフローズンフォーマルスーツ<Agi+2> (マルクc)
     (盾):なし
     (肩):+5ファルコンローブ
     (靴):ローレベルディアボロスブーツ (ゴールドオシドスc)
  (アクセ)①:アスレチックコンチネンタルガードの印章
       ②:アスレチックコンチネンタルガードの印章
       ③:スイーツスモールブックペンダント (スノウアーc)持ち替え用
       ④:テレポートクリップ (クリーミーc)持ち替え用
使用スキル
        :デュプレライトLv10 オートシャドウスペルLv10(ターンアンデッドLv5以上でOK)プリザーブLv1

PT時の役割分担
        :

ソロ時立ち回り
        :イビルドイルドを探してテレポ狩り。
         TUの成功次第で1匹にかかる時間が1~20秒位とかなり違うので
         3匹以上に囲まれてTUが成功しないと死ねる事も・・・
         これでJobが美味しければなぁ・・・
備考
        :
         
 

コンロン3層修羅 修羅身弾狩り

 投稿者:マスター  投稿日:2012年12月 7日(金)21時55分8秒
返信・引用 編集済
  場所
        :コンロンダンジョン3層

職業
        :[修羅]BaseLv122/JobLv49

ステータス
        :STR[94]AGI[93]VIT[78]INT[20]DEX[60]LUK[1]

ソロorPT
        :ソロ

時給
        :BASE/JOB[1M]/[6Mくらい]

消費回復アイテム
        :アイスクリーム200個(そのほかでもOK)
        :おもち50(レモン等でも多分OK)
        :

装備
    (武器):+5ダブルデーモンソウルゲインネメシス(ディアボリック2枚刺し)
    (頭)上:+4ポリューション駆魔のヘアバンド(ダークピンキギュラ刺し)
       中:女神の仮面(それ以外でもOK)
       下:適当(候補としてはお口の恋人あたり?)
     (鎧):+4オルレアンの制服オブソウルコレクト(グラウンドデリーター刺し)
     (盾):+4オートヒーリングバックラー(人面桃樹刺し)
     (肩):+4イミューンマフラー(レイドリック刺し)
     (靴):+4暴力のシューズ(ゾンビスローター刺し)
  (アクセ)①:スイーツ呪われた手(天仙娘々のHITに届いていればなんでもOK)
       ②:マナスピアークリップ(天下大将軍刺し、オマケ程度別になんでもいい)

使用スキル
        :潜龍昇天10 点穴-球3 修羅身弾5 錬気功1 吸気功1

PT時の役割分担
        :-

ソロ時立ち回り
        :潜龍で気弾ストック15にしてひたすら天むすに対して修羅身弾
         潜龍+吸気+身弾のセットがJOB35なので潜龍はある程度後回しで吸気+身弾のセットJOB25を先に目指すといいかも
         RR化前に比べて天むすのHPが減ってるのでSTR90↑で+5あたりのネメシスを持っていれば狩り自体は成立しそう。
         1確狩り時は地デリでSP10吸えるので無理してディアボリック刺しネメシスは必要無い
         完全自家発電を考えているならディアボリック必須にはなるが、地デリ+スローター+人面桃樹だけでもSP以外はほぼ心配いらなくなる。
         身弾で倒す>アイス拾う、これだけでもHPの不安は随分解消
         JOB26以上で潜龍昇天を覚えだすとSPは吸気でまかなえる代わりにHPがマッハで減りだすのでアイスの使用頻度が少し増える。
         点穴-球と微妙に天下大将軍c(売ってるのあまり見ないけど)の効果が光る

備考
        : 紹介は修羅狩りだけど、聖属性に強いアサ系(インバースケイル)で素殴りや、エクスキャリバーを仕様してのジェネのカートトルネード、聖斧でアックストルネード、ロングホーンやブリューナクでの騎士系の範囲など、色々可能性はありそう。
         RR化以降に討伐が無くなったので人は少なくなったけど、経験値的にはBASE3kJOB1k(R時換算B30k/J10k)ほどあるので1匹あたりの経験値は向上してる模様
 

FD5層修羅 天羅地網狩り

 投稿者:マスター  投稿日:2012年12月 6日(木)22時23分40秒
返信・引用 編集済
  場所
        :フェイヨンダンジョン5層

職業
        :[修羅]BaseLv115/JobLv45

ステータス
        :STR[94]AGI[80]VIT[75]INT[20]DEX[60]LUK[1]



ソロorPT
        :ソロ(2PTが理想)

時給
        :BASE/JOB[30M]/[15M]

消費回復アイテム
        :アイス100個以内
        :モチ50個
        :ハイスピードポーション
        :2PCで無い場合滞在時間分の水コンバーター

装備
    (武器):+7マリシャス閃光の爪(ハンターフライ1枚刺し)
    (頭)上:ライドワード帽(c無刺しでも可)
       中:女神の仮面
       下:ブラッドサッカー
     (鎧):+4オルレアンの制服オブイフリート(パサナ刺し)
     (盾):+6抵抗のトイシールド(ホドレムリン刺し)
     (肩):+4イミューンスキンオブシャドウ(レイドリック刺し)
     (靴):ヴァリアントシューズ
  (アクセ)①:スイーツ呪われた手
       ②:スイーツ呪われた手

使用スキル
        :残影 潜龍昇天 天羅地網 練気功 点穴-球 ブレッシング 速度増加吸気功 2PCのセージ系スキル「フロストウェポン」

PT時の役割分担
        :-

ソロ時立ち回り
        :準備に潜龍昇天、ブレス速度、点穴-球
         残影で索敵、3体以上プルホが溜まったら天羅開始
         ライドとマリシャスのセット効果でHPとSPは自家発電可能
         プルホ3SET抱えたらほぼHPもSPも減らない
         たまにSPが減るので点穴-球状態で天羅を撃つと、気弾が勝手に溜まるの適度に吸気功でSP回復。
         倒し終わったら溜まっている気弾を吸気功で吸い取ってまた索敵。
         装備敷居が随分と高いがHPもSPもチェックがゆるいのでストレスフリー
         PTが大量に釣っていると効率が20%ほど落ちるので注意

備考
        :こんな感じで書いて貰えれば幸いです。
 

RR化 狩場情報テンプレート

 投稿者:マスター  投稿日:2012年12月 6日(木)22時05分21秒
返信・引用 編集済
  場所
        :

職業
        :[職名]BaseLv/JobLv

ステータス
        :STR[]AGI[]VIT[]INT[]DEX[]LUK[]

ソロorPT
        :

時給
        :BASE/JOB[ M]/[ M]

消費回復アイテム
        :
        :
        :

装備
    (武器):
    (頭)上:
       中:
       下:
     (鎧):
     (盾):
     (肩):
     (靴):
  (アクセ)①:
       ②:

使用スキル
        :

PT時の役割分担
        :

ソロ時立ち回り
        :

備考
        :
 

3/13(日)トリコロ狭間部

 投稿者:マスター  投稿日:2011年 3月13日(日)19時58分35秒
返信・引用
  地震の影響でログインできない状態は、現時刻も継続中で続いています。
現在、ログインできている状況下でこの掲示板を見ている人がいたら、本日の狭間部を中止と言う旨をお伝えください。
 

温ニヨ

 投稿者:ツナ  投稿日:2010年 1月10日(日)14時13分57秒
返信・引用
  とりあえず拳聖がある程度育ったので今日明日あたりに温もりニヨ開催したいと思います
レベルは68の拳聖をベースに考えといてくだい
ジュピ予定ですが行きたいという要望があればアビスでも問題ないです

構成としては
ジュピニヨ
  中:支援 削り職(セージWizハンタ等)or教授
  外可:Hi支 IW ニヨ雷鳥 ブラギ 釣 金剛(釣1ぐらいならVitAGパラでもいける?)

アビスニヨ
  中:教授 献身 支援
    外可:Hi支 ニヨ雷鳥 ブラギ 釣

追加で両方あると楽なのが4Uとグリード
特にグリードは金銭に大きな影響が・・・

お試しってのと慣れるってのを目的としていきたいと思いますのでお気軽にどうぞ。
レベルが合わないって人もレベルはすぐ上がるのでそれまで外やって中に入るという手段も
わからないことがあればツナまでおねがいします
大体のことは答えれると思います・・・タブン
 

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