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Re:ガイドブック

 投稿者:三連星  投稿日:2006年 1月13日(金)00時49分39秒
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  UTOPSさん
>PMでは失敗プロジェクトはご法度というのがI社とかの参考書では定説ですが、
>これが見事に覆されています。「受験者の論文は成功したプロジェクト
>ばかりだが、世の中の実態と合わない」とか言っています。
いやあ、コレ読んでビックリしました。ホントにそんなこと書かれているのかと。
ちなみにこの箇所。
>失敗プロジェクトはご法度という定説が、覆された。
失敗プロジェクトとは、たとえば、理由もないのに納期に間に合わなかったプロジェクトのこと?
ガイドブックを読んで了解しまた。
・完全な成功と書く人があまりにも多い。成功プロジェクトでも小失敗はあるから、
  そういうことも設問ウで書いて欲しい。
※設問ウは、設問イの評価と今後の改善点。(上シスは例外で、結果の評価と更なる向上のための改善策)
ああ、びっくりした。
技術士/RCCMの論文の書き方と全くいっしょじゃんか。

で、この点ですが、エーロンさんのHPの H14直前治療では、

 この「今後どうしたいか」が曲者だ。多くの人はなんて書くか?
 <×>
  今後は,今回作ったシステムの不便なところを改善し,さらに便利なシステムを作成していきたい。
 <○>
 設問イで工夫した点,進め方がどうだったか?(これは設問ウの評価のところに書く)
 もし,その工夫や進め方に一部問題があった場合,これをどう改善したいかを書くべきである。
 今後,すばらしいシステムを作りたいという抱負を聞いているのではない。

となっていて、ピッタリ正しいです。


でも他のHPの解説はどうか。  名前は伏せるけど、

 3 評価  (シスアナ論文。)
  売上高が○%程度改善した。
  取り扱い品目が増加し、シェアが増加した
  流通期間は全体の○%低減できた。
 ★ 経営目標の達成度を評価します
 ★ 経営に関わるキーワードを提示して、知識をアピールします

はい、モロにハズレ。
設問ウは、設問イの評価と今後の改善点だから、
評価とは、今後の改善点につながるような評価でないとオカシイ。経営目標達成は関係ない。


ですので、設問に無くても書いてほしいこと、というのがあって、
設問アの、「自分の立場」。   ※これまたエーロンさん指摘済。
設問ウの、「今後の改善点」。
で、今後の改善点を書かない人を、「全て(の面で)成功プロジェクト?」と揶揄された、
というのがガイドブックに書かれた真相です。

ウチの会社に伝わる設問ウの書き方(注:技術士用。)は、
オモテ定石:
 完全な成功とは書かない。
 ・○○のやりかたはこうした方がよかった
 ・当時はコレが最善と考えた。あとで考えたら、別の方法(具体的に)もあった。
 のようなことは必ず書く。

ウラ定石
 どこも非のうちどころのないすばらしい出来だった、と評価した場合。
・どこに気をつけたから成功したのか、その理由を書く。
・新技術(手法)開発のような場合、その展望(有効範囲、今後の応用など)を書く。


ウラ定石のほうでも、書きようによってはokなんです。
・売上高が○%程度改善した。
というように書きっぱなしがマズイんです。

ちなみに、H15上シス午後2問1は、こうなっています。

設問ウ 目標どおり実現できた場合には,成功に結びついたポイントを,
    できなかった場合は,今後,どのようにして実現しようとして
    いるのか,あなたの考えを述べよ。

え? 完全な失敗か完全な成功か、どちらかで書かなきゃならないのか???
ということは、ウラ定石を堂々と使っていいんか?(普段使わないからウラ定石です。)
こういう経験論文、1回書いてみたかったんだ.....
>設問ウ 成功のポイント。
>・特定部署に有利不利の差が少なくなるよう意見調整し
> た。ある部署の意見を100%通すことも、全く無視
> することもしなかった。
これだけでは寂しいし、全部自分の手柄だな。よし、もう1つ。
>・業務改善の必要性について、各部とも認識していたの
> で企画そのものに好意的だった。
こうすれば、成功する下地があったことになるから、成功しても当然と思ってもらえるな。
※これは、「完全成功はまずありえない」ということに対する予防線でもあります。


おまけ。
大失敗あり、あるいは、計画途中でツブれたプロジェクトで経験論文、というのも、確かにアリです。
私自身実験済。

大失敗あり論文:RCCM論文で経験あり。
・ダム計画で、一般論どおりに利水計画と洪水計画のうち利水計画を先に検討したが、
 ある特殊状況のため洪水を先に検討するのが正しかった。このため手戻りが発生した。
 (特殊状況を把握しており、正しいほうの選択ができるだけの情報はあった。)

計画途中でツブレたプロジェクトで記述論文:技術士論文で経験あり。
・どうすればツブレないで済んだか、を延々と書いた。
 このため、設問イと設問ウは、ほぼ同じ長さになった。(だはは....)

技術士試験の面接。
・失敗した業務はありますか? と聞かれたかた多数。
 (適当な中小失敗を答えればよい。「ありません」と答えるのはたぶん不可。)
※※私はツブれプロジェクトで論文を書いたため、失敗した業務の有無は聞かれなかった。

したがって、ガイドブックには、試験テクニックの上では目新しいことは書いてなかったという感想。


げっ、と思ったのはこちら。

P8〜の、国際資格相互承認。
1.いつの間にか、プロマネのような上位資格までが相互承認されている点。
 資格相互承認は、経産省独自で動いているわけで、それとは別に、APECエンジニア
 で資格相互承認が動いています。(こちらは閣議決定だから、より拘束力が強い。)
 APECは上位資格を対象としているから、経産省独自は、下のほうだけしか
 相互承認のやりようがない、という理解でした。
2.中国との間の承認で日本のAEと中国のシスアナが同レベルとされた点。
 これも、なんだか。(中国資格で、シスアナの上があるなら話は別。)
 

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